2010年3月6日土曜日

富良野GROUP「谷は眠っていた」@シアターBRAVA! 3.6

ぼくが日常生活に演劇を取り入れようと思った一つの理由は、
「演劇は、身体にイイ」と思ったからです。

身体の動き方や声の出し方などを通して
自分の肉体と向き合うことがなかったので
特に、その大事さを感じるのかもしれません。

本日、観劇した「富良野GROUP 谷は眠っていた」は、
めいっぱい身体を意識した舞台だと思いました。

富良野GROUPとは、
倉本聰さんが主宰する“富良野塾”を卒業し、
研鑚を重ねた俳優やライターの集団のこと。

本公演は、今年をもって閉塾する「富良野塾」の一期生のお話です。
生活費・授業料を農作業でまかない、演劇を学ぶ日々。
過酷な労働と集団生活の中で、夢と現実のはざまで揺れる若き男と女。
そんな中、彼ら自身の手でスタジオ棟を建て、
こけら落とし公演を行うことを計画する・・・。

セットを一切使わず、肉体・演技力・マイムだけで演じる役者たち。
演劇界の2大早口言葉(ほんまか?)「外郎売り」を用いたり、
基礎トレーニングをベースにしたパフォーマンスも多数あり、
まさに初歩レッスンを積んでいるぼくとしては
非常に興味深かったです。

あぁ、人間の身体って、奥深い!
「転校生」的なハプニングでも起こって
肉体をとっかえっこしてもらいたい。
もう、じぶんの身体が不自然ったらありゃしねぇ。
ちゃんと立てるようになりたい。すくっとね。

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